ヘアカラーの後ヘアトリートメントはしない?【サロンの選び方】

美容室でなんとなくすすめられるままにヘアトリートメントをしていませんか?

もしかしたらヘアカラーの後にヘアトリートメントは必要ないのかもしれません。

一人ひとりの髪質やダメージの状況等によって、施術のご案内を行っております。

当サロンでは、施術前のカウンセリングに力を入れております。

今回は、ヘアカラー後のトリートメントをしないという時の理由についてご紹介していきます。

美容室のトリートメントと自宅でのヘアトリートメントの違いは?

まずは、美容室のヘアトリートメントとお家でのヘアトリートメントは何が違うのか説明しますね。

ヘアトリートメントの効果

ヘアトリートメントの主な効果としては
・ダメージによってなくなった髪の毛の成分の代わりに内部の補修をする働き。
・補修した成分を閉じ込める働き。
・表面をコーティングして、髪の毛を傷みから守って髪の毛を綺麗に見せる
この3つがヘアトリートメントの基本的な働きとなります。

美容室でのヘアトリートメントはこの3つの働きを複数のヘアトリートメントを使ってそれぞれの働きに応じて施術をしていき、お家でのヘアトリートメントは、一つのヘアトリートメントでまとめて行うものです。

ですので、美容室での行うヘアトリートメントは、それぞれの髪の毛のダメージに合わせながら施術ができて、なおかつダメージに対する効果が高くなっています。

それぞれ3つの働きを別々に行うので効果が3倍以上になるんですね。

こう説明を聞くと美容室でのヘアトリートメントは効果が高いから髪の毛にももちろんいいのではないかと思うのかもしれません。

ですが、一番の問題はヘアトリートメントを施した後の「効果のもち」です。

施術したヘアトリートメント剤にもよるので全てが同じとは言えませんが、実はヘアカラーよりもかなり抜けていきやすいんです。

ヘアカラー剤はキューティクルの隙間から髪の毛の内部へ入り、その中で色の粒子が反応することで、くっついて大きくなっていくことでキューティクルより外に出ることできなくなります。

それに比べて、ヘアトリートメントは基本的に髪の中に入ってくっついているだけだなので、髪の毛を洗うたびにキューティクルの隙間から落ちていきます。

ヘアトリートメントは落ちやすい?

実際に施術をしている僕の感覚ではありますが、1週間くらいしかヘアトリートメントの効果は持たないものが多いと思います。

特に、使用しているシャンプーが市販のもので洗浄力が強いものを使用している場合は、ヘアトリートメントをしてもあっという間にヘアトリートメントをする前の髪質に戻ってしまいます。

ヘアトリートメントは髪の毛が健康な状態に戻るわけではなく、一時的に代わりの成分を入れて健康な髪に戻ったかのように見せるだけなので日常的に綺麗にしておきたいと思っているとあまりオススメではありあません。

特にブリーチなどをして髪の毛が傷んでいる人ほど、ヘアトリートメントの効果も落ちやすいです。

ヘアトリートメントをしなくても髪の毛の状態を綺麗な状態に保つために、カットで髪の毛を傷まなくすれば枝毛も無くなって髪の毛の艶も出るので、高いお金を払ってヘアトリートメントをしなくても髪の毛は傷むこともなく健康な状態を保てる場合がほとんどです。

それぞれの髪質を活かしていけば特別なことをしなくても髪の毛は美しく見えます。

なので、僕のおすすめとしては成人式や結婚式などの特別なイベントの前にヘアトリートメントをするのが良いと思います。

サロン選びのポイント

なんとなく美容室ですすめられてトリートメントをしていませんか?

カラーが根本からはっきりと明るくなってきていませんか?

ヘアアレンジ用のセット剤をいくつもすすめられてはいませんか?

一つでも当てはまる方は、お気軽にご相談ください。

少しの髪の毛の癖やボリュームに縮毛矯正やストレートパーマをすすめられてはいませんか?

カットをしたのに仕上がりで髪の毛がパサついてはいませんか?

結果、自分のやりたいことやなりたい髪とは全く違う仕上がりになってしまったという声も聞こえてきます。

カットやヘアカラーで髪の毛を傷ませてからヘアトリートメントをするのではなくて、元々髪の毛を傷ませなければヘアトリートメントはしなくても良い場合もあります。

ヘアトリートメントは使い方次第です。

ヘアカラーは髪の毛の根本をグラデーションにしてヘアカラーの色持ちを良くするという方法もございます。

ヘアアレンジ用のセット剤は使わなくてもカットなどで決まるようにできます。

髪の毛の癖やボリュームはまず無くしたりせずに、カットで活かしていくことも可能です。

カットで痛みにくい土台を作れば、カラーやパーマのダメージを最小限に抑えることができます。

美容室の利益の話をしてしまえば、
単価を高くして
メニューを増やして
来店頻度を多くして
商品をたくさん買ってもらうようにする。
そんな話をよく聞きます。

正直、ヘアトリートメントなんて美容師の技術ではありません。
教えれば高校生にだってすぐにできることです。

傷まないカット技術。
乾かすだけで決まるカット。
さらにトレンドもわかっていてお客様を可愛く仕上げる。
これは、ただ努力をしただけでは身につかない技術です。

僕は美容師のその努力にお金を払うべきだと考えています。
無駄なことにはお金を支払う必要はありません。

ダメージをなくすカット

確かに、カットで髪の毛は傷んでしまいます。
カットで痛んだ髪にカラーやパーマをするとさらに髪の毛は傷みます。
このままシャンプーやヘアドライ、ブラッシングなどをすると毛先から髪の毛の大事な成分が抜けていったり、枝毛がどんどんと広がっていきます。
特に髪の毛の量が多い人は髪の毛の重さをすくので切り方が悪ければ髪の毛の中間部分から傷みがでます。

そうした方が美容室でヘアトリートメントをしてもすぐに効果はなくなりやすいということを考えているケースもあるようです。

一部、基本的な技術的の説明をしますと、
髪の毛は長さを切る瞬間は、手前に引きながら切っていきます。
押し切りされた髪の毛の断面は、斜めになり外部に触れる面積が増えます。

結果的に、カットした断面からタンパク質が流出して枝毛になりやすくなります。

分厚い雑誌をハサミで一回で切ろうとすると雑誌はぐしゃぐしゃになって綺麗に切ることはできません。
ですが、切りたいページだけを一枚取って切ると綺麗に切れますね。
髪の毛も同じでできるだけ厚みを薄くして切った方が断面が綺麗になります。
コーミングも絡まった髪の毛を無理に梳かしたりすると、キューティクルが剥がれてしまったり、亀裂が入ったりします。
もしずっと傷んでいるけど、なぜかわからないという方がいたら、それはカットの仕方に原因があるのかもしれません。

綺麗な髪の毛は絶対に、自分自身を綺麗に見せてくれます。

当サロンのこだわり

『answer BEAUTY SALON』ではm美容室の利益よりも本気で美容に取り組んでおります。

本当に心からお客様に喜んでいただきたいと考えております。

だから、僕は誰にでもできるトリートメントの後付けで利益のための金額を上げる。
ストレートパーマやお客様に馴染まないヘアカラーで頻繁に来店をさせるような施術をご提案することはいたしません。

お客様のライフスタイルやトレンドへの意識、日常のヘアケアの傾向などをヒアリングさせていただいた上で、より長持ちするメニューをご提案しております。

完全個室対応でしっかり聞く

当サロンは、完全個室対応となっております。

他人の目を気にする必要もございません。

ベビーカーをもちこみ、お子様と一緒にお過ごしいただくことも可能です。

自分のお気に入りの音楽をかけながらリラックスした状態で施術を受けられます。

まずはなりたい自分や今の率直な悩みをお聞かせください。

サロンを選ぶ際には、「相談しやすい環境」に注目することも大切です。

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