エドルカラーとは?色の特徴やメリットデメリット

ヘアカラーで有名な種類のひとつにエドルカラーがあります。
えどるカラーとは基本的に流行中のアッシュやグレージュといった透明感を出せるヘアカラーのことを言います。
どんなヘアカラーなのか一緒に見ていきましょう!

エドルカラーとは?

エドルカラーとは「絵取る」とう言葉からきており、絵取るという意味は「美しい状態を保ちながら彩色する」ということです。
日本人が多く持っている赤み(フェオメラニン)を強力漂白するような配合で作られているヘアカラー剤で、染料の浸透効果を高めて定着領域を補強髪の内側にある芯から発色させて質感よくダメージを感じさせずに美しい色艶で仕上げるヘアカラー剤のことを言います。

エドルカラーの色の特徴

アッシュやグレージュといった髪色はどうしても赤みが出てしまい、透明感を出したい場合には他の色で消さないといけません。
エドルカラーは赤みを消す能力に特化しているので寒色系でも暖色系の色でも重みのない透明感を演出し再現させます。
また、仕上がりの色ツヤや柔らかさの質感などもとてもよくオススメです。

エドルカラーの色もちは?

このエドルカラーを使用すれば発色の良い流行のヘアカラーが作れ、色もちもよく色落ちしても綺麗な状態を継続することができるので、繰り返しエドルカラーをするとより透明感のある髪色を保つことができます。
ここでポイントとなるのは「繰り返し」という部分です。
カラーは繰り返すことにより印象を強くしていくことが可能で、それにはカラーの頻度も必要です。
頻度としては2ヶ月くらいの根本が伸びすぎないぐらいで染めるのがおすすめ。
根本が伸びすぎてしますと地毛のメラニン色素が強くなってしまうため毛先の染色部分との繋がりが綺麗に仕上がりづらくなってしまいます。

また、エドルカラーは「ルベル」というヘアカラー会社が作った「遊ぶ、彩る、透き通る」をコンセプトとして開発されたカラー剤で、次世代型カラーと呼ばれています。

エドルカラーはブリーチなしでOK?

ここで問題なのが、今はやっているヘアカラーはどれもブリーチが必要というメニューが多いです。
ブリーチをすれば確かに色の発色は良くなりますが、やはり痛みや色抜けなども気になってしまいます。
できる限り手を出したくない人は多いかと思いますが、エドルカラーはその心配を考えて作られているので大丈夫です!
ヘアカラーを作る時の配合を考えることで、ブリーチを使わなくても綺麗に染めることができます。

エドルカラーがオススメの人

・地毛が赤味が強い方
・地毛がオレンジ系の色味が強い方
・アッシュやグレージュを入れてもなかなか染まりにくい方
・ヘアカラー初心者だけどアッシュやグレージュをやってみたい方
・人気の外国人風のカラーに挑戦したい
・アッシュ系やグレージュのカラーにしてみたい
・透明感のある髪にしたい
・明るいカラーに挑戦したいけどダメージが気になる

という方にとてもオススメです。

エドルカラー3つのラインナップ

・ベーシックカラー

髪の毛の質感を楽しめるほんのりとくすみを感じるナチュラルでスモーキーな色合い16色
ブラウンやベージュ、グレージュなどがあります。
この中でも特に人気なのは透明感の出るグレージュです。

・シェードカラー

ヘアカラーの色味を最大限に楽しむことができます。
アッシュやバイオレット、ピンクなどがあり、特に人気なのはアッシュです。

・プライマリーカラー

こちらも最大限に色を楽しみます。
ビビットカラーやベーシックカラー、シェードカラーと組み合わせてミックスして使用します。
レッド、オレンジ、マット、アッシュ、バイオレット、ピンクなど様々な色を自在に合わせて楽しみます。


エドルカラーと他のカラーとの違い

エドルカラーと他のカラー剤の違いをまとめてみました

イルミナカラー

イルミナカラーとはウエラが開発したヘアカラー剤で、カラーを繰り返し施してしまって痛んだ髪のパサついた部分にも潤いを取り戻して美しいツヤを出すことができます。
また、外国人風の透明感や手触り感アップさせ、日本人特有の硬い髪も柔らかな印象にすることが可能です。
なぜ手触りやツヤが変わってくるのかというと、イルミナカラーではキューティクルを痛めない様にキューティクルにもケアする仕組みを採用しているためキューティクルを痛めずツヤが出ることで毎日のスタイリングもしやすくなります。

イルミナカラーのメリット
・ブリーチなしでも透明感のある髪色が作りやすい
・ブリーチするよりもダメージが少なく時間短縮になる

イルミナカラーのデメリット
・色落ちが早い
・明るくする作業が強いので普通のカラー剤よりも痛む
・パーマや縮毛矯正などとの相性が良くない

アディクシーカラー

アディクシーカラーとはミルボンという会社が開発したカラー剤で、髪の毛を染めてもつやを保ち、透明感を作り出すのが得意とされているヘアカラー剤です。
アディクシーカラーは赤みを消すことを得意としていて、かどに髪の毛を明るくしなくてもクリアな発色を実現させることができます。
また、寒色系のカラーを試したい方にもオススメで色をかなり濃く出せるので寒色系を入れてもすぐに色落ちしてしまう方にも長く楽しめることができます。
色の明るさはブリーチをするかしないかで調節可能です。
大人の雰囲気に仕上げたいと思っている方はイルミナカラーよりもアディクシーカラーのほうがオススメです。

アディクシーカラーのメリット
・寒色系のカラーが楽しめる
・赤みを消して外国人風のカラーにできる
・色味が濃く色落ちも楽しめる

アディクシーカラーのデメリット
・ヘアカラー剤の匂いがきつく感じる人もいる
・染まる時間が早いので時間を置くと暗くなりやくい
・色が濃く染まるのでやりなおしが難しい

エドルカラー

エドルカラーの特徴は、上記にも書きましたが日本人特有の赤みを消すことに特化した次世代型のカラー剤で、地毛が赤みやオレンジみが強い方には特にオススメのヘアカラー剤です。
フェオメラニンを強力に漂白してくれることにより今までのヘアカラー剤では実現ができなかった透明感をエドルカラーは綺麗に生み出してくれます。
また、「ブーストオイル処方」によって染料を髪の芯まで運び、しっかりと発色してくれるので色もちがとてもよく色落ち後も綺麗な状態を継続して透明感のある髪を作ることができます。

エドルカラーメリット
・色落ちしても色を楽しめる
・透明感が続く
・低明度のカラーは色もちが良い
・発色がいい

エドルカラーデメリット
・高明度は色おちしやすい

エドルカラーは白髪の方にもオススメ

エドルカラーは5〜7レベルといった低明度であっても、しっかりとした色味表現ができるという特徴があります。
ベースの赤みを効率的に消す独自の処方によって、グレイカラーにもかつてないほどの透明感が実現できます。
白髪をエドルカラーで染めた後は色落ちする時もグレーが薄くなっていく感じなので染めた部分と新しく伸びてきた部分が目立ちにくいという利点があります。

おしまいに

ブリーチをしないと透明感を出すのが難しいかったのが、今では新しいヘアカラー剤がどんどんと出てきてくれたおかげで、髪の毛の痛みも少なくヘアカラーを楽しめる様になってきました。
髪の毛の赤みを消して、外国人風の様な透明感のあるおしゃれなヘアカラーでイメージチェンジをしてみませんか?
何で染めようか迷っている方にぜひオススメのエドルカラーでした!

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