【美容院監修】いい匂いのシャンプー発売間近

「いい匂いのするサロン用シャンプーを探しているけれど、なかなかいいものが見つからないのよね。」という方も多いのではないでしょうか?

そんなときは、洗浄力、保湿力、天然由来成分などのバランスに着目すると失敗が少なくなりますよ。

匂いだけに気を取られていると、お客様の髪や頭皮の状態を見誤ることもあるので注意が必要です。

そこで今回は、匂いが良くて、洗浄力、保湿力、天然由来成分などのバランスが取れているサロン用シャンプーの選び方についてご紹介しましょう。

美容室のシャンプーがいい匂いなのはなぜ?

市販のシャンプーと比べて、サロン用のシャンプーはいい匂いがして、しかも長く続きますよね。

これって、どうしてなのかご存じでしょうか?

まずは、いい匂いのするシャンプーの選び方をご紹介する前に、なぜ、美容室のシャンプーはいい匂いなのか?長く続くのか、その理由について、確認しておきましょう。

いい匂いがする理由1.髪へのダメージが少ない成分で構成

実は、シャンプーの匂いは、成分で決まると言っても過言ではありません。

サロン用シャンプーの匂いが市販品と異なる最大の理由は、髪へのダメージが少ない成分で構成されているためです。

髪のダメージが激しいと、キューティクルが開いてしまい、香りの成分が付着しなくなってしまいます。

また、髪のダメージを最小限に抑えることができないシャンプーの多くは、強い洗浄成分を使用しています。

これは、単純に洗浄成分が香りの成分を洗い流してしまうからです。

市販のシャンプーの多くは、香りを出すために強い洗浄成分と香りの強い香料を使用しています。

その結果、良い香りとは言いがたい不自然な香りになってしまうのです。

そのため、良い香りのシャンプーを選ぶ際には、以下のような特徴を持つシャンプーを選ぶようにしましょう。

  • 洗浄力が弱いシャンプー
  • 保湿力の高いシャンプー

サロンシャンプーの多くは、この2つに分類されます。

髪の状態に合わせて、この2つのバランスに合うシャンプーを見つけることがポイントです。

いい匂いがする理由2.頭皮の汚れや皮脂が詰まりにくい

頭皮が汚れて皮脂が詰まっていると、汚れからくる臭いが良い香りの成分をかき消してしまいます。

そのため、洗浄力に注目しないと、シャンプー選びを失敗する可能性が高いです。

理由1で「洗浄力の弱いシャンプー」を選びましょうと書きましたが、程度には注意が必要です。

あまりにも洗浄力が弱い場合、頭皮に汚れが残ってしまい、皮脂が詰まってしまいます。

そうなってしまうと、せっかくのシャンプーのいい匂いが損なわれてしまいます。

一方、洗浄力が強いだけのシャンプーは、香りを保つために香料を多く含む成分が使われています。

また、必要な皮脂が洗い流されてしまうと、それを補完するため必要以上の皮脂が分泌されてしまい、皮脂詰まりの原因にもなってしまいます。

ですので、洗浄力が極端に強いシャンプーは使わないようにしましょう。

洗浄力が弱すぎず強すぎないバランスの取れたシャンプーは、香りもいい匂いがします。

洗浄力を意識するのは、サロン用シャンプー選びのポイントでもあります。

いい匂いがする理由3.シャンプー前のブラッシング

サロン用シャンプーがいい匂い、しかも香りが長持ちする秘訣は、シャンプーそのものだけではありません。

実は、シャンプー前のブラッシングであらかじめ汚れを落とすことで、香りを維持させることにつながっています。

シャンプーでは落とせない汚れを落とすためにも、ブラッシングが大きな役割を担っています。

また、それによって、いい匂いを持続させる理由にもつながっているのです。

いい匂いがする理由4.正しくシャンプーを使用する

いい匂いを持続させるには、ブラッシングに加え、シャンプーの使い方にもポイントがあります。

正しくシャンプーを使用することで、香りを持続させることになります。

シャンプーを使うときには、ぬるま湯でしっかり丁寧に髪を濡らす、シャンプーをしっかり泡立てる、頭皮をこすり過ぎない、シャンプーの泡を残さないことがとても大事なポイントとなります。

シャンプーを正しく使用することで、髪や頭皮に残った皮脂や汚れを落とすことができ、いい匂いが長く持続できるようになります。

いい匂いがする理由5.ドライヤーでしっかり乾燥

美容室では当たり前のように、髪はドライヤーでしっかり乾かしますよね。

実は、これがいい香りになる要因のひとつなのです。意外とロングヘアの女性は、髪を乾かすのが面倒だからと、自然乾燥で済ますことが多いようです。

これが良い香りを失わせる原因になっているのです。

髪を濡れたままにしておくと、髪や頭皮に雑菌が繁殖することがあります。

ドライヤーでしっかり乾かせば、雑菌が繁殖することはありません。

清潔感を保つためにも、ドライヤーでしっかり乾かすようにすれば、いい匂いが長く続きます。

いい匂いのする美容室用シャンプーの選び方

では、次からは、いい匂いのする美容室用シャンプーの選び方についてご紹介しましょう。

シャンプー選びに失敗しないよう、3つのバランスについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

美容室用シャンプーの選び方1.香りのバランス

いい匂いのするシャンプーを選ぶ場合、香りのバランスが重要です。

いい匂いがするからと言って、その香りが極端に強いものなら避けたほうがいいでしょう。

香りの強いシャンプーは、洗浄力が強い傾向にあります。洗浄力が強いと、必要以上に皮脂を洗い流してしまうことから、余計に皮脂が分泌されてしまいます。

皮脂が酸化し、強い香りと混ざり合うことで、悪臭の原因にもなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

自然な微香性のシャンプーなら安心して使えるので、シャンプー選びのひとつの基準にしてください。

美容室用シャンプーの選び方2.洗浄力のバランス

洗浄力のバランスも重要です。

洗浄力が強すぎると、悪臭にもつながりやすく、香りが損なわてしまう危険もあります。

だからといって、洗浄力が弱すぎるシャンプーだと、汚れが落ちづらく、皮脂もたまってしまう可能性もあります。

そこで、バランスの取れた洗浄力の成分を使ったシャンプーがおすすめになります。

以下のようなアミノ酸系の洗浄成分を使用したシャンプーがとくにおすすめです。

  • ココイル
  • ラウロイル
  • グルタミン酸
  • アラニン
  • タウリン

などがおすすめです。

これらの洗浄成分は、洗浄力のバランスが取れていて、必要以上に皮脂がなくなることがありません。

必要な皮脂を残しつつ、余計な皮脂は洗い流してくれるため、悪臭になることもなく、シャンプーのいい匂いが長く続きます。

ただし、以下については、同じアミノ酸系ですが、洗浄力が強い成分が入っているため、避けたほうがいいでしょう。

  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ラウレス硫酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸カリウム
  • ラウレス硫酸TEA

「ラウリル」、「ラウレス」、「硫酸」がつく成分を避ければ、かなりの確率で髪や頭皮に良くないシャンプーを避けることができます。

テレビCMなどで宣伝しているような市販シャンプーに配合されていることが多いため、美容室用シャンプーではあまり見かけませんが、選ぶときには、念のためチェックするといいでしょう。

美容室用シャンプーの選び方3.配合成分のバランス

いい匂いのするシャンプーは、天然由来の成分で構成されていて、頭皮に優しく、過剰な皮脂の分泌を抑えてくれます。

また、単純に自然な良い香りがするのも特徴です。

保湿成分や香りの成分、そして抗炎症作用のある成分が配合されたシャンプーであれば、自然由来の香りだけでなく、安心して髪を洗うことも出来ますのでおすすめですよ。

2023年にanswerからも発売予定

いかがでしょうか?

今回は、いい匂いのする美容室用シャンプーの選び方をご紹介しました。

いい匂いがする美容室用シャンプーを選ぶポイントは、香り、洗浄力、配合成分のバランスがとても重要です。

香り、洗浄力が強すぎず、弱すぎないものを選ぶようにしましょう。

中でも、ココイル、ラウロイルなどのアミノ酸系の洗浄成分を使用したシャンプーがおすすめです。

ですが、同じアミノ酸系の洗浄成分でも、「ラウリル」、「ラウレス」、「硫酸」の表記があるものは避けましょう。

そして、保湿成分や香りの成分、そして抗炎症作用のある成分が配合されたシャンプーであれば、安心して髪を洗うことができますし、いい匂いが長く続きます。

お客様に喜んでいただけるよう、失敗しないシャンプー選びの参考にしていただけたら幸いです。

2023年には、当サロン監修のシャンプーも発売予定です。

サロン内では、既にカット、パーマ等のメニューを問わずに体験することも可能です。

サロンでヘアセットや頭浸浴などの髪質改善のメニューをご希望の方でも体験可能です。

お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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