髪の毛のうねりやパサつきの原因と対処法
髪の毛のうねりやパサつきが気になってはいませんか?
若い頃と同じようにお手入れしているのに、最近髪質が変わった気がするな?
髪の表面にアホ毛が増えてきたり、ストレートヘアだったはずなのに、ところどころうねりが出始めたりしていませんか?
年齢を重ねるとともに、だんだん髪型がキマらなくなってきていると感じていませんか?
年齢によって髪質は変化するものです。
髪質の変化にうまく付き合っていきたいですよね!原因や対策をご紹介してきます!
髪の老化現象とは
髪の老化と言われて最初に思い浮かぶのは白髪だと思います。
髪の老化現象は白髪だけではありません。それはうねりやぱさつきです。
いつの間にか気になる存在のうねりやぱさつきについて原因をご紹介していきます。
毛穴や頭皮のたるみ
顔の筋肉が衰えてたるんできてしまうように、加齢によって頭皮の筋膜も衰えてきます。
すると髪の根を取り囲んでいる毛穴が緩んで、髪が成長するときにうねって生えてきてしまうのです。
緩んでゆがんだ毛穴からはクセがついたり、うねった髪が生えてきてしまいます。
特に耳の上や襟足などは皮膚がたるみやすいので、徐々に増えてくるクセやうねりが分かりやすい場所だと言えます。
これにより髪がくせ毛っぽく感じる事が増えたり、髪型がうまくセットしにくかったりと悩む方が出てきます。
水分バランスの乱れ
髪はタンパク質を主成分に、水分や脂質、メラミンで構成されています。
紫外線やドライヤー、ヘアアイロンなどの日常で使用する熱や乾燥によって、タンパク質がダメージを受けると、髪の水分量をバランスよく保てなくなります。
熱や乾燥は、避けようがない事が多いのですが、なにげなく生活しているだけでバランスは崩れてしまうものです。
そのままケアなどを怠ると、バランスが崩れた部分にうねりやパサつきが出てしまうのです。
対策は、頭皮や髪を保湿して、そのバランスを崩さないようにすることが必要です。
皮脂の減少
髪の潤い不足からも髪のパサつきに関係してきます。
頭皮から分泌される皮脂が髪に潤いを与えていますが、残念なことに加齢によって皮脂の分泌量が減ってきます。
ある程度の皮脂がないと、髪に潤いがなくなり、パサくきや広がりなどが起きてしまいます。
白髪を抜くのはNG
白髪を見つけても、なるべく抜かないようにしていただきたいです。
白髪を見つけたら抜くようにしていると言う方も多いと思いますが、力を入れて髪の毛を抜いてしまうと、髪の根元にある毛穴がゆがみ、その後に生えてくる髪もうねってしまいます。
一度白髪が生えた毛穴から生える髪は、その後も白髪になる場合が多く、より目立つうねった白髪が生えてきてしまう可能性があります。
白髪があるだけで、ショックだと思いますが、抜いてしまうと今よりも厄介な髪が生えてきてしまう原因になるかもしれません。
頭皮や髪の老化を抑えるには?
年齢による髪質の変化は避けようがないのでしょうか?
今の髪の老化を抑えつつ、美髪にする日常の習慣をご紹介しますので、少しでも髪のお悩みがある方は、参考にして下さい!
頭皮のマッサージ
うねりの原因になる毛穴のゆがみの改善、予防には頭皮マッサージがおすすめですよ。
頭皮のコリをほぐすことで、血流もよくなり、健康な髪へのアプローチになります!
ちなみに頭皮のコリ?とピンとこない方が多いのかもしれませんが、美容室で髪の毛を洗ってもらっている時や、そう後のマッサージのを思い出してください。
気持ちよくて、寝むくなる方も多いのではないですか?
その感覚を思い出しながら、痛くない程度に自分でマッサージをする様に習慣にして頂くと、頭皮も柔らかくなり、頭皮のコリも解消されて、うねりの原因になる毛穴のゆがみの改善になります。
頭皮を擦ったり、爪を立てると頭皮にダメージを与えてしまうので、指の腹の圧で行うのがコツです。
シャンプー前に、オイルなどでマッサージするものおすすめです。
自分がリラックスできる状態で習慣化できるよう心掛けて下さい!
早めに髪の毛を乾かす
お風呂から上がった後、髪の毛を濡れたまま放置しているなんてことはありませんか?
髪の毛は、10分以内に乾かすのが理想と言われています。
放置してしまうと、キューティクルが開いた状態が続くと痛みの原因に繋がってしまいます。
その為、タオルドライが終わったら、すぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。
初めに根元から乾かすことを意識して、上から下にドライヤーを当てて乾かすようにしましょう。
ドライヤーを当てる位置が近すぎると、頭皮にも良くないので、20㎝は離すように意識してください。
日常の食事
日ごろの食事が髪の毛に影響しているとしっていますか?
私達が何気なく接種している物も髪の毛を老化から守り美髪にしてくれる食材があります。
それは健康にも欠かせない、タンパク質です!
タンパク質は筋肉をはじめ、皮膚や髪の毛、爪などを作る成分のため、不足すると肌が乾燥したり髪がパサついたりと、美容面全体にも大きな影響があらわれます。
ご参考までタンパク質を多く含む食材を上げておきます。
[box01 title=”タンパク質を多く含む食材”]
・肉類…生ハム、牛赤身、鶏ささみ、豚ロース、胸肉
・魚介類…まぐろ、イワシ、かつお、いくら、たらこ
・大豆製品…納豆、豆腐、きなこ
・乳製品…チーズ、ヨーグルト
・その他…卵、かまぼこ、アーモンド[/box01]
食事は気軽に始められますし、自分自身の健康にも繋がります。
タンパク質は髪だけではなく、体全体が若返る食材です!もちろんダイエットにも効果的です。
普段の食事から意識して摂取するように心がけてみてはいかがでしょうか?
ホームケア用品の選び方
自分の髪質に合うシャンプーやトリートメントの選び方や、使用方法などをご紹介していきます。
何を使用したらいいのか分からない方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
アミノ酸シャンプー
頭皮の乾燥が原因で髪がパサついたり、うねりが出ている場合は、アミノ酸シャンプーを検討してみてはいかがでしょう。
アミノ酸シャンプーは髪や頭皮と同じ弱酸性のため、必要なうるおいを残し、洗浄力もやさしいため、頭皮の保湿に必要な皮脂を残したまま洗えます。
頭皮の皮脂のバランスを整えると乾燥を防ぐことができ、うねりやパサつきの改善にもつながります。
頑固な汚れは落ちにくいデメリットもありますが、髪や頭皮に優しい弱酸性の為、刺激が少ないので、敏感肌の方にもおすすめです!
アミノ酸シャンプーは、成分表示の「水」の次に「〇〇グルタミン酸」や「〇〇アラニン」、「〇〇サルコシン」といった「アミノ酸系洗浄成分」が書かれているので参考に選んでみましょう。
トリートメントで保湿を
髪のパサつきや広がりが気になる方には、タオルドライ後の洗い流さないタイプのトリートメントがおすすめです。
髪の表面を保護してくれるので髪同士の摩擦を減らし、ドライヤーの熱からも守ってくれるので熱からのダメージを軽減してくれます。
洗い流さないトリートメントには大きく分けてオイルタイプ、ミルクタイプ、ミストタイプの3つのタイプがあります。
オイルタイプは乾燥を防いでツヤを与えながら、サラサラとした髪質してくれるので、髪の毛が乾燥していたり広がりが気になる方におすすします。
ミルクタイプは保湿力が高く、しっとりとしたツヤのある髪に仕上がります。
ミストタイプは2つに比べると軽い付け心地なので、髪が細くべたつきやすい人にむいています。
自分の好みや髪質に合ったトリートメントを選んで毎日の習慣にぜひ取り入れてみて下さい!
まとめ
髪の老化は誰しも起こる事ですが、毎日の習慣や意識で、改善する事も出来ますし、より美髪にする事は可能です!
白髪や、うねり、パサつきなど髪の不調が出てきたとしても、諦めずに自身の習慣や使用している物や食べ物を変えてみる事で、きっとあなたの髪質も変化するでしょう!
もちろん美容室での施術で美髪にする事も出来ますので、毎日お忙しい方や、どうしても忘れてしまって習慣化出来ない方など担当美容師さんに頼ってみてはいかがでしょうか?
その際は、お客様の悩みに合った施術をご案内させていただきます。