ミディアムヘアの縮毛矯正【毛先がハネる原因やメリット&デメリット】
ヘアスタイルを変えた後に、こんな悩みはありませんか?
- 髪の毛を久しぶりにミディアムヘアにしたら毛先が外にハネるようになってしまった。
- ボブにしてから髪の毛を伸ばしているけれど伸びてきたら毛先がハネるようになってきた。
こんなお悩みを持っている方って多いですよね。
その悩みを解消するために縮毛矯正をかけてみようかな?なんていう考えを持っている方もきっと多いはず!
でもちょっと待ってください!
縮毛矯正をかけてもその悩みが解消されないなんてケースもよく聞きます。
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今回の記事を読んでから縮毛矯正をかけた方がいいのか、なぜ髪の毛が縮毛矯正をした後なのにハネてしまうのかを理解していただけると嬉しいです。
ミディアムヘアで髪の毛がハネる原因
そもそも、なぜミディアムヘアにすると髪の毛がハネてしまうのかを知る必要があります。
ここでは理由を簡単に4つにまとめてみました。
物理的にハネる
正直これが一番多いのではないかと思います。
ボブにしてから髪の毛を伸ばしていると、ミディアムヘアくらいの長さになってから1番の壁になるのが肩に髪の毛が当たって外にハネてしまうことですね。
これが悩みで縮毛矯正をかけてみようなんて方も少なくはないと思います。
カットによってハネる
これはカットの際に大幅なレイヤーを入れたり、中間の髪の毛の毛先を軽くすきすぎてしまったことでハネやすい状態になってしまっているという方もいらっしゃいます。
髪の毛のクセによってハネる
これに関しては縮毛矯正をかけていない方などは髪質によるうねりやクセでハネてしまうことがよくあることだと思いますし、縮毛矯正をかけられている方でも、根本が伸びてきて髪の毛のクセが出てきたことにより髪の毛全体が広がり毛先がハネてしまうなんてこともあります。
髪の毛を乾かさない・寝癖
これはミディアムヘアに関係なく、髪の毛をしっかりと乾かさないことによって髪の毛本来のかたちに定着することがないので自由奔放に髪の毛がハネてしまうのはいうまでもありませんね。
寝癖に関しては寝ている時の寝汗や摩擦によって知らぬ間に髪の毛が定着してしまう現象のことをいいます。
ざっとみなさまが日々悩まれている髪の毛がハネる理由というのはこの中の4つのどれかに当てはまるのではないのでしょうか?
そしてこれを対処するために縮毛矯正をかけようと悩まれていることだと思います。
ミディアムヘアで縮毛矯正をかけるメリット
では、ミディアムヘアの長さでハネる時に縮毛矯正をかけるメリットとは何でしょうか?
髪の毛の長さが伸びる
縮毛矯正をかけることによって髪の毛が真っ直ぐになるので縮んでいたりうねっていた分の髪の毛の長さが増えます。
状態にもよりますが1〜4センチくらい伸びる方もいらっしゃいます。
クセがなくなり髪の毛のおさまりがよくなる
縮毛矯正とは髪の毛のうねりや縮れを真っ直ぐにする施術になるため、うねりや縮れなどによって広がっていたのものが真っ直ぐになることで広がりが抑えられ髪の毛のボリュームダウンにつながります
ミディアムヘアで縮毛矯正をかけるデメリット
では、逆にミディアムヘアの長さで縮毛矯正をかけることによるデメリットはなんでしょうか?
ハネるのをおさえる技術ではない
先ほどのメリットの際にお伝えしたように、縮毛矯正とは髪の毛のうねりや縮れを真っ直ぐにする施術になります。
そのため、くせによってハネている髪の毛は真っ直ぐにすることでおさまりがよくなる可能性もありますが、カットなどによってハネている髪の毛に関してはあまり意味がありません。
髪の毛にダメージを伴う
縮毛矯正とは、ツヤツヤでサラサラになるため勘違いをされている方もいらっしゃいますが、ブリーチと同じくらいダメージを伴うとされています。
たまに髪の毛のダメージがひどいから縮毛矯正をしたいというお客様もいらっしゃいますが、それはさらにダメージを与える施術になってしまいますのでおすすめはいたしません。
髪の毛のクセがのびても、痛んだ髪の毛のチリつきは変わらないのです。
髪の毛にお薬を塗ることで必ず髪の毛には負担がかかります。
髪の毛に全く負担のないお薬はこの世には残念ながらありません…。
大まかなメリットとデメリットはこんな感じになります。
ここまで読んでみてどうすればいいのか混乱されている方もいらっしゃるかもしれません。
今あげたメリットとデメリットをもとに結論をお伝え致しますね。
ミディアムヘアの髪の毛のハネによる対処の仕方
まずは1番多いと思います「物理的にハネる」方に関しては伸びてしまうまで我慢するか、ハネる可能性もありますが縮毛矯正をかけてみるかのどちらかです。
縮毛矯正をかけることでかけた部分の髪の毛が伸びることで肩にあたらない長さになれば、髪の毛がハネることがなくなります。
ですが、これはデメリットの「ダメージを伴う」を理解した上でかけていただくのと、担当美容師さんとのしっかりとしたカウンセリングを行なって相談するのが一番だと思います。
つぎに「カットによってハネる方」は縮毛矯正をせずにカットして厚みや重さをましていただくのがいいと思います。
ミディアムヘアの毛先が軽すぎることによってハネてしまっているので、我慢したところで髪の毛の毛先の軽さは変わらないので、ずっとハネてしまう可能性があります。
あまりカットをしたくない方は、トリートメントなどで髪の毛に重さを増やすという手段もありますがそれをいつまで続けるかと考えると、短く切って重さを出す方が手間がかからないかなとは思います。
「クセによってハネる」方は縮毛矯正をオススメします。
ハネる原因がクセによるものなのでカットやトリートメントをしても完璧にお悩みを解消できる可能性は少ないです。
クセ毛を正すことによって全体のボリュームダウンや髪の毛のおさまりがかなりよくなりハネに関してもお悩み解消できるかと思います。
最後の「髪の毛を乾かさない・寝癖」の方に関してはしっかりとどんじゅうで髪の毛を乾かすことをおすすめします。
髪の毛が濡れている状態というのは髪の毛のキューティクルを開いている状態になるので、とてもダメージを受けやすい状態になっています。
そして髪の毛は死滅細胞と言って修復能力のない細胞になるので1度ダメージを受けてしまうと一生ダメージを受けたままの状態になってしまいます。
そのため髪の毛を乾かすことを強くおすすめします。
色々な髪の毛のケア方法がありますが、一番大事なヘアケアは髪の毛を乾かすことです。
まとめ
今回の記事を読んでみて自分はどのような髪の毛のハネ方をしているのか見極めていただけたでしょうか?
ミディアムヘアぐらいに髪の毛が伸びてきて、悩んでいたご自身の毛先のハネの原因に合った対処をしていただくことで、髪の毛のトラブルやヘアスタイリングの無駄な時間、ダメージをいかに少なくしながら髪の毛の悩みを解消できるのではないかと思います。
もちろん、髪の毛がハネる原因は1つではなく複数ある可能性もあるのではないかとも思いますので、そういった場合には1人で判断をせずに美容師さんに相談して最善の対応や施術をしていただくことが1番のお悩み解消に繋がると思います。
この記事を読んで読んでいただき1人でも多くの方が髪の毛を通して毎日を楽しくにこやかに過ごされることをこころより願っております。