美髪にする方法【ドライヤ―の選び方】
こんにちわ。
銀座美容室『answer BEAUTY SALON』です!
ヘアサロンで仕上げてもらったときの、あの美しい髪・・・
今は、パサパサ、ボサボサでまとまらない!
あの美しい髪を、長持ちさせたいよ~!
そのように思っていらっしゃる方も多いかと思います。
サロンの仕上がりが長持ちしてくれたら、心もウキウキしますよね。
そこで!そんなあなたに、美髪を長持ちさせるための方法として、ドライヤーの正しい使い方についてご紹介していきましょう。
髪を美しく、長く保つ秘訣を詳しくお伝えしますね。
美髪を保つドライヤー活用法【準備編】
ヘアーサロンの仕上がりのような美髪を保つためには、ただドライヤーを使って乾かせばいいというものではありません。
ドライヤーを使う前の準備も大切です。
ここでは、髪を乾かす前の準備として、知っておきたいこと、やっておくことについて解説します。
髪を乾かすときのドライヤーの風の順番
ドライヤーには、温風の強弱、そして、冷風を切り替えるスイッチがあります。
これらの風には、用途があります。その用途に応じて使い分けることで、美髪を長く保つことにもつながりますので、ここでしっかり押さえておきましょう。
1.最初は、強い温風から
シャンプーした後に髪を乾かすときは、強い温風をあてて乾かします。
髪全体に風をまんべんなく当てて、約7~8割くらい乾くまで続けます。
2.細かなところを弱い温風で
8割方乾いたところで、温風を弱くします。
前髪や細かな部分を乾かし、全体的に乾くように、やさしく風を当てます。
弱い温風は、風量が弱いため、髪が散乱しにくいので、スタイリングの準備をしやすくしてくれます。
3.仕上げに冷風を
仕上げに、冷風を使います。
冷風で髪を冷やし、余熱を逃がすことで、髪の乾燥も防いでくれます。
また、スタイリングをキープしやすくなりますので、仕上げとして最適です。
ドライヤーのかけ方のコツ
ヘアーサロンで美容師が髪を乾かすときに、ドライヤーを振りながら使っていますよね?
実は、それには理由があるのです。
髪に熱を集中して与え続けると、髪の成分たんぱく質が硬くなり、キューティクルが剥がれやすく、髪内部の成分や水分が流出しやすくなってしまいます。
そうすると、髪が傷つき、潤いも失われることになるのです。
それを避けるため、1点に集中させず、分散させているわけです。
また、ドライヤーを振りながら風をかけることで、水分をムラなく乾かすことができるということもあります。
ですので、ドライヤーを使って髪を乾かすときには、ドライヤーを振りながら、1点に集中させず、分散させながら使うようにしましょう。
ドライヤー前にタオルで水分を吸い取る
シャンプー後、すぐにドライヤーで髪を乾かそうとしていませんか?
水が滴るくらい濡れた状態ですぐにドライヤーを使うと、時間がかかることももちろんですが、乾き具合にムラが出てしまい、臭いやかゆみの原因にもつながる可能性があります。
ドライヤーを使う前には、しっかりタオルで水分を吸い取りましょう。
タオルで頭全体を覆い、頭皮の水分をタオルに吸わせるようなイメージでやさしく包み込むようにするのがコツです。
水がしたたり落ちる状態でドライヤーを使うのは控えましょう。
タオルでの乾かすときの注意点
シャンプー後の水分を吸い取るときに注意してほしいことがあります。
それは、頭皮をゴシゴシこすらないということです。
やさしく包み込むようにマッサージをするような感覚でふき取りましょう。
また、髪の中間から毛先にかけては、タオルを巻いて押さえ、水分をタオルに移します。
やさしくパッティングしてもかまいません。
髪が絡まっている場合は、目の細かいクシやブラシを使うと、髪の表面のキューティクルが傷んでしまうので、髪のダメージを軽減するためにも、手を使ってやさしく髪をほぐしましょう。
髪は濡れているときが一番デリケートになります。
髪の表面のキューティクルは、水分でやわらかくなっています。
タオルでゴシゴシこすると、キューティクルが傷つき、はがれてしまうことがあります。
キューティクルが傷んではがれると、美髪にとって大事なポイントである「髪のツヤ」や手触りが失われるだけでなく、キューティクルがはがれた部分も傷んではがれやすくなりますので、注意が必要です。
美髪を保つドライヤーの使い方・実践編
ドライヤーを使って乾かす準備が出来たところで、いよいよ実践編です。
ドライヤーの正しい使い方をマスターして、美髪を維持しましょう。
ドライヤーで髪を乾かすとき、以下の順番がおすすめです。
美髪を長く維持するためにも、参考にしてみてください。
- 髪の根元を乾かす(強温風)
- 前髪を乾かす(弱温風)
- 仕上げる(弱温風・冷風)
1.髪の根元を乾かす(強温風)
水気を切った後は、いよいよドライヤーで乾かしていきましょう
ドライヤーは「温風強」で使用しましょう。
乾かした後、いつも毛先が跳ねてしまって困っているという方もいらっしゃるかと思いますが、実は、根元の部分の乾かし方が原因だったりします。
ドライヤーで髪を乾かす最初の段階では、
- 根元
- うなじ
- 耳の上
など、髪の根元部分を乾かすと、髪の毛先もコントロールしやすくなりますよ。
乾きにくい部分を先に乾かすことがドライヤーで髪を乾かすときのコツです。
ドライヤーのノズルを外し、髪全体にまんべんなく風が行き渡るようにしましょう。
ドライヤーと髪の間は、10cmくらいの距離感にすると良いでしょう。
濡れている状態は、髪がデリケートなため、熱によって、傷つきやすくなりますので、注意が必要です。
乾かすときは、髪がサラサラと流れるように、ドライヤーを当てると、全体的に乾きやすくなります。
また、乾きにくい部分については、髪をしぼるように乾かすのがおすすめです。
根元が乾いてきたら、ドライヤーを振りながら毛束をゆるく引っ張りながら、髪全体の8割方を乾かします。
2.前髪を乾かす(弱温風)
髪全体の8割程度乾いたら、今度は、弱温風に切り替えて、前髪を乾かします。
弱温風にすると、髪が散乱しにくくなり、スタイリングしやすくなります。
全体的な仕上げの前に、前髪を乾かしましょう。
ドライヤーを斜め上の方向から吹き下ろすようにするのがコツです。
前髪をおでこに撫でつけるようにして流すと良いでしょう。
さらに、分け目を馴染ませたり、前髪の癖を取り除くために、両方向から風を当てることも効果的です。
3.仕上げる(弱温風・冷風)
最後に仕上げです。仕上げは、2段階で行います。
最初の段階では、ドライヤーにノズルをつけて、弱温風のまま、髪に当てます。
これによって、髪のスタイリングをしやすくする効果があるのです。
これは、髪が濡れていたり、湿った状態のままだと、水素結合が切れて、髪を形作ることが難しい状態となるためです。
髪がほぼ乾いた状態で、弱温風でドライヤーをあてることで、水素結合が固まり、スタイリングしやすい状態になっていきます。
つまり、髪の流れやシルエットは、仕上がり前の8割が乾いた状態が一番出しやすいということになります。
弱温風で、髪にあてることで、まとまりのある仕上がりにすることができるようになりますよ。
また、髪を下に引っ張りながら、上から風を当てることで、髪の流れをスムーズにすることができます。
そして、最後の段階で、冷風に切り替えて仕上げを行います。
髪に残っている熱を逃がし、過度な乾燥を防いでくれます。
これによって、髪のツヤを維持することができます。
注意点としてはドライヤーは、上から下へ、または横から下へ向けて使うようにしましょう。
下から上に向かって使ってしまうと、キューティクルを傷つけてしまう危険があり、ダメージヘアの原因にもなってしまうため、注意が必要です。
美髪を保つドライヤーの使い方・予備知識編
最後に、予備知識として、ドライヤーをより効果的に使うポイントについてお伝えしてましょう。
ドライヤーでボリュームアップさせる方法
頭頂部がペタンとなって困るという方におすすめしたいのが、ドライヤーを使ったボリュームアップさせる方法です。
髪全体の8割方乾いた状態から、弱温風に切り替え、頭頂部の髪を指でつまんで、その根元部分を乾かします。
そして、乾ききったところで、冷風に切り替えて仕上げます。
これによって、頭頂部にボリューム感がでるようになりますよ。
ぜひ、試してみてください。
美髪を促進するブラッシング方法
ドライヤーの仕上げを、ヘアーサロンのように「美髪」な仕上がりにしたいという方におすすめの方法です。
髪が8割方乾いた状態で、5cm感覚の毛束をつくり、内側からブラッシングします。
その際に、弱温風をあてて、ブラシを半回転させながら流すことで、自然な仕上がりになります。
ブラシで引っ張りながら行うことで、まとまりが出て、ツヤもアップして、美髪な仕上がりになりますよ。
パーマの形を崩しにくい方法
パーマをかけている方の中には、ドライヤーでせっかくの形が崩れしまうかもと不安になっていらっしゃる方も多いと思います。
そんな方には、パーマの形を崩しにくい乾かし方をおすすめします。
やはり、髪全体が8割方乾いた状態で、カールしている部分を手のひらで包み込むようにして、弱温風をあてます。
このとき、ドライヤーを振ってしまうと、形が崩れやすくなってしまいますので、ドライヤーを動かすのではなく、カールしている手のひらのほうを動かすようにするのがコツです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、ヘアーサロンの仕上がりのような美髪を長くキープするためのドライヤーの使い方について詳しくご紹介してきました。
シャンプー直後のような、髪から水が滴り落ちる状態ですぐにドライヤーを使用するのを避け、まずはタオルで水分をふき取りようにしましょう。
そして、髪の乾き度合に応じて、風を切り替えることも重要なポイントです。
全体の8割が乾くまでは、強温風で、細かい部分を乾かすときや仕上げには弱温風で、最終的なスタイリングをするときには、冷風で仕上げるというように、段階に応じて切り替えて使うようにすると、髪にツヤ、ハリがアップし、美しい髪を長くキープできるようになります。
ぜひ、今回の記事を参考にしてみてくださいね。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。