アウトバストリートメントとは?意味や正しいヘアケア方法
アウトバストリートメントとは、シャンプー後、ドライヤーで乾かす前につける洗い流さないトリートメントのことです。
ドライヤーの熱や乾燥から髪を守りながら、髪のコンディションを整えます。
その後のスタイリングは、ミルクタイプやオイルタイプ、スプレータイプのトリートメントを適切に選んで使うことが大切です。
くせ毛やダメージヘアに悩んでいらっしゃる方には、ぜひ、アウトバストリートメントを使った、ヘアケアアイテムをご活用することをおすすめします。
そこで今回は、アウトバストリートメントを使った、ヘアケアアイテムについてダメージ別にメリットやデメリットも合わせてご紹介していきます。
あなたにあったヘアケアアイテムがきっと見つかりますよ。
髪のダメージを知る
髪のダメージには、さまざまな原因があります。染めたりパーマをかけたりする化学薬剤的なダメージとは別に、髪は毎日外部からダメージを受けているのです。
毎日受けている代表的な髪へのダメージを挙げておきましょう。
- 紫外線
- 湿気
- 冷房による乾燥
- 暖房による乾燥
- ドライヤーの熱
- ストレートアイロンの熱
- コテの熱
- 髪をとかす際のブラッシングの摩擦
- シャンプーしているときの手の摩擦
- 髪を乾かしているときのタオルの摩擦
髪のダメージで有名な「紫外線」や「湿気」以外にも、乾燥や熱、摩擦によるダメージもあります。
気にしないでほおっておくと、ダメージを受けた髪は、内部の水分やタンパク質が失われ、パサパサになっていきます。
そうなると、髪が乾燥することで広がってしまい、まとまりが悪くなってしまうのです。
そんなお悩みをもつあなたには、ぜひ、アウトバストリートメントを使ったヘアケアアイテムをおすすめします。
ダメージ別にまとめましてので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アウトバストリートメントおすすアイテム
アウトバストリートメントを使ったヘアケアアイテム(ミルクタイプ、オイルタイプ、ミストタイプ)は、ダメージ別に使用することが大事です。
- 乾燥やパサつきが気になる髪には「オイルタイプorミルクタイプ」
- やわらかく細い髪には「ミストタイプ」
- 硬い髪や太い髪には「ミルクタイプ」
- ボワッと膨らみやすい髪には「ミストタイプ+オイルタイプ」
- ハイダメージヘアには「ミルクタイプ+オイルタイプ」
髪のダメージを防ぐには、お風呂で使う「洗い流すタイプのトリートメント」だけでは防げません。
シャンプー+トリートメントの後に「洗い流さないタイプのトリートメント」つまり、アウトバストリートメントを使用し、タオルドライをすると効果的にダメージを防ぐことができます。
乾燥やパサつきが気になる方は、携帯用のヘアケア用品を持ち歩き、定期的にケアして美髪を目指しましょう!
アウトバストリートメントのメリット・デメリット
次は、アウトバストリートメントのメリット・デメリットについて、ヘアケアアイテム別にご紹介しましょう。
洗い流さないトリートメント、つまり、アウトバストリートメントには、3つの種類があります。
- ミルクタイプ
- オイルタイプ
- ミストタイプ
ヘアケアアイテムは、髪質によって相性が異なります。
それぞれのタイプのメリット・デメリットを知って、ヘアケアをしながらいつでも好きなヘアスタイルを楽しんでくださいね。
ミルク(クリーム)タイプ
メリット
ミルクタイプは初心者にも使いやすいトリートメントです。
オイルタイプに比べると、水分と油分のバランスが良く、くせ毛、硬毛、ダメージ毛、広がりやすい髪など、すべての髪質に対応します。
デメリット
ですが、髪につける量やつける部分を間違えるとベタついたり、髪が重くなったりする危険性がありますので注意が必要です。
オイルタイプ
メリット
オイルタイプは、アウトバストリートメントの中で最も多いタイプです。
万能タイプとも呼ばれ、どんな髪質にも使えるというメリットがあります。
オイルタイプの中でも「高保湿タイプ」「サラサラタイプ」などがあるので、「今の髪の悩みは何か」を考えながら選びましょう。今の髪の悩みは何ですか?
デメリット
オイルをつける量や箇所を間違えると、必要以上に髪が重くなり、軽くふんわりさせたいスタイルがべたついたり、ボリュームを出したい部分がぺしゃんこになってしまいます。
スタイリングに悩んだら、スタイリストに塗り方や使用量をレクチャーしてもらうことをおすすめします。
ミストタイプ
メリット
髪に吹き付けて使用するスプレータイプです。軽いテクスチャーで、猫っ毛や柔らかい髪質をふんわりさせるのに適しています。
ハリやコシが気になる方におすすめしたいミストタイプのトリートメントです。
デメリット
保湿力が弱いので、乾燥した髪には物足りないかもしれません。
また、ミストタイプは一度に使用する量が多くなりがちなので注意が必要です。
ショートヘアの場合、10プッシュを目安にしてください。
実際の使用状況に応じて量を調節してください。
まとめ
いかがでしょうか?あなたの髪に合ったアウトバストリートメントは見つかりましたか?
いくつかのアイテムを試してみて、髪との相性や好きな香りを見つけるのも楽しいですよね!
今回は、そんなアウトバストリートメントをご紹介しました。
今の自分の髪のダメージレベルがわからないという方は、ぜひご相談ください。
実際の髪の状態を診断し、ご自宅でのシャンプーやトリートメント、ホームケアトリートメントをご提案させていただきます。
ぜひ、美しい髪をあなたのものにしてくださいね。