パーマスタイリング剤の選び方【おすすめ商品で大丈夫?】
どんなパーマもかけたてのようなふんわりカールが決まる「パーマスタイリング剤」。
毎日のスタイリングで理想のパーマスタイルに仕上げるためには、どのようなスタイリング剤を選ぶのかが重要となってきます。
そこで、今回はパーマようのスタイリング剤の選び方のポイントについてご紹介します。
「オススメで紹介されているパーマスタイリング剤から選んで大丈夫かな?」
自分の髪質や毛質に合うか心配な方は、美容師にご相談ください。
日常生活でパーマをキレイにセットするためのおすすめのテクニックやポイントをご紹介していきますね。
パーマ用スタイリング剤の選び方
パーマをかけた髪の毛のヘアセットに欠かせないのが「パーマ用スタイリング剤」ですね。
しかし、パーマ用のスタイリング剤も種類が多過ぎてどれを選べばいいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか?
自分好みの理想のヘアスタイルにセットするためのパーマ用スタイリング剤の選び方をご紹介します。
パーマ用のスタイリング剤はテクスチャで選ぶ
パーマ用のスタイリング剤には
・ムース
・ワックス
・ジェル
などのたくさんの種類があります。
それぞれの特徴を知って自分の髪質や作りたいヘアスタイルにあっているものを選んでいきましょう。
ムース・フォームタイプ
ムースやフォームは泡状のスタイリング剤です。
ソフト〜ハードなタイプまであるので、自分が作りたいウェーブタイプに合わせて選ぶのが良いでしょう。
ソフトタイプならナチュラルでふんわりと柔らかい印象にしてくれて、反対にハードなタイプのものはセット力があるので強目のカールを長時間持続させたい方に特におすすめです。
ワックス・バームタイプ
スタイリング剤としては定番のヘアワックス。
ワックスは毛束感を出しあり、髪の毛に流れをつけるのが特徴です。テ
クスチャもソフト〜ハードタイプのものまで様々あり、ハードタイプはセット力が強めですがソフトタイプはキープ力が劣ることもあります。
しかしソフトはしっかりと固まらない分、後からの手直しがしやすかったりゆるめのパーマとの相性が良いというメリットがあります。
バームは天然由来の植物成分が配合されているものが多く、ヘアケア&セットが一緒にできるのがポイントです。
髪の毛の傷みをケアしながらウェーブもキープしたいという方におすすめです。
ミルク・クリームタイプ
ミルクやクリームタイプは水分量が多いため、髪の毛に潤いを与えたり濡れ感を出したい方におすすめです。
商品によてはトリートメントの成分が配合されているものあり、パーマによる毛先の傷みが気になる方でもしっとりとしたウェーブを作ることができます。
使い心地がサラッとしている商品が多いので、スタイリング剤特有のベタベタ感が苦手という方はキープ力はあまりありませんがミルクやクリームタイプがオススメです。
ジェルタイプ
ジェルは強いキープ力と伸びがいいテクスチャでパーマスタイリング初心者でも扱いやすいのが特徴です。
ウェーブをしっかりとキープしてくれるのに、ジェルの質感が髪の毛にツヤとウェット感を出してくれるので美しいパーマスタイルを叶えることができます。
ミストタイプ
ミストタイプは髪の毛にしっかりと水分を与えて、ドライヤーなどの熱から髪の毛を守ってくれるのが特徴です。
使い方としてはパーマ用のミストを使ってパーマ部分を十分に濡らし、カール感を出していきます。
その後、ワックスやバームを使って動きを出してあげるのがおすすめです。
オイルタイプ
オイルタイプはキープ力は劣るものの、サラサラとした指通りのよい髪の毛に仕上げることが特徴です。
商品によっては、ヘアケア成分が配合されているものもあるため髪の毛のパサつきやパーマによるダメージが気になるという方にもおすすめです。
また、現在トレンドの濡れ感を出すのも特徴です。
スタイリング剤をパーマの種類に合わせて選ぶ
パーマには大きく若ええコールドパーマ、デジタルパーマの2種類があります。
それぞれの特徴とおすすめのスタイリング剤やセット方法をご紹介します。
コールドパーマ
一般的なパーマと言えばこちらの「コールドパーマ」を指すことが多いです。
薬剤を髪の毛に使ってカールをつけていきます。
強めのカールというよりはナチュラルでゆるふわなウェーブに仕上がることが特徴です。
髪の毛が濡れた状態だとパーマの動きが強く出るので、髪の毛を水やミストで濡らした後にムースやジェル、ワックスなどでスタイリングしていくのがオススメです。
デジタルパーマ
薬剤+熱の力を利用してカールをつけていくのがデジタルパーマです。
コールドパーマよりも長持ちしやすく、髪質的にパーマが取れやすいといった方にもおすすめです。
仕上がりはコールドパーマに比べてはっきりとしたカールがつきやすいことが特徴。
コテで巻いたようなウェーブ感を求めている方に向いています。
髪の毛を濡らした後、ねじるように乾かしていくとパーマの動きが再現しやすいです。
最後にワックスなどでヘアセットをしましょう。
髪質に合わせてパーマ用のスタイルング剤を選ぶ
硬い髪
毛量が多く、硬い髪の毛の方のパーマスタイルにはワックスやオイル、バームがおすすめです。広がりやすくまとまりにくいといった悩みもスタイリング剤をうまく使うことによって全体的にしっとりと落ち着かせてくれます。
直毛
直毛さんはせっかくかけたパーマの動きが出にくかったり、パーマが取れやすいといった悩みも多いかと思います。
寝起きの髪の毛がペタッとしていることが多いので、まず朝起きたら髪の毛全体をシャワーなどで濡らし、その後完全に乾かさずに毛先に水分が少し残っている状態でワックスやムースなどを使いスタイリングをしていくのがおすすめです。
猫っ毛
柔らかく、細い髪質の猫っ毛さんには軽めのテクスチャのワックスやジェルがおすすめです。
重ための質感のムースなどは猫っ毛さんにとっては重たく感じてしまったり、理想のウェーブが作れないこともあります。
また、他の髪質の方と同じくらいの量のスタイリング剤を出して使ってしまうことで猫っ毛さんにとってはベタベタしすぎてしまうことがあります。
スタイリング剤を使うときは、少なめの量を意識して使っていきましょう。
キープ力で選ぶ
ふんわりとしたナチュラルな印象に仕上げたいならスプレーやミスト、ムースタイプの使用しましょう。
しっかりとした強めのカールを長時間キープしたいというときはジェルやハードタイプのムースなどを選ぶのがいいでしょう。
シーンに合わせて理想のパーマスタイルが作れるようにソフトタイプとハードタイプなどを使い分けができるようにいくつか手元に持っておくのもいいですね。
好みの香りで選ぶ
スタイリング剤を選ぶとき、香りも重要なポイントですね。
あまりにもきつい香りでは自分も気分が悪くなったりとせっかく買ったのに使わなくなってしまったり…。
パーマ用スタイリング剤を選ぶときは使用感だけではなく香りもきちんと確認しましょう。
無香料
スタイリング剤の匂いが苦手な方や普段お気に入りの香水などをつけていて邪魔にならないようにしたい方は無香料タイプがおすすめです。
人工的な匂いがしないのでつわりがある妊婦さんや、赤ちゃんがいるママも安心ですよ。
微香
ナチュラルでハーバルな香りのものやフローラル系、天然アロマのような香りまでたくさんの香りのスタイリング剤が販売されています。
近づいた時などにふわっと香る程度の良い香りは男女どちらからも清潔感を意識する人に人気です。
自分の毛質や髪質がわからない方へ
直毛かもしれないけれど、ちょっと癖があるとも言われたことがある。
美容師によって言っていることが毎回違う気がする。
自分の髪質や毛質を把握せずに、商品を選んでいる方も多いようです。
髪質や毛質がわからない方は、まずは自分がセットしやすい髪に仕上げてくれた美容院に相談しましょう。
まだそういう美容院にあたったことがないという方は、当サロンに強談ください。
プロの美容師が、あなたの毛質に合わせたスタイリング剤をご案内いたします。