髪に艶を出す方法【ヘアオイルの選び方や使い方】

ヘアケアアイテムといえば、トリートメントとヘアオイル。

こんなイメージをお持ちの方も多いですね。

髪に良さそうだからという理由で、自分本位に選んだだけのヘアオイルを使っていませんか?

「髪がパサつくからヘアオイルを使ってみたい」

「ヘアオイルはどんなとき使うと効果的なのかよく分からない」

という方も多いと思います。

そこで今回は、プロの美容師が、ヘアオイルの正しい使い方や効果的な使い方についてご紹介していきましょう。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ヘアオイルの役割と効果

最近、髪がパサつくんです・・・
もっとツヤのある髪にしたい!

そんなときに役立つのが、ヘアオイルです。

まずは、ヘアオイルには、どんな役割があり、どんな効果があるのかを知っておきましょう。

ヘアオイルとは

ヘアオイルには、髪にツヤを与えるという役割があります。

髪の表面をコーティングして、トリートメントで与えた栄養や水分をコーティング剤で閉じ込めることで、髪に潤いと艶を与えてくれます。

また、ドライヤーやコテ、ブラシなどによる刺激からも髪を保護する働きがあります。

スタイリングへの効果

さらにヘアオイルは、普段のスタイリングにも効果を発揮します。

髪にツヤを与えるだけでなく、サラサラ感を与えて、ツヤのある魅力的なヘアスタイルに仕上げてくれますよ。

それでは、そんなヘアオイルについて、正しい使い方、効果的な使い方についてご紹介します。

艶を出す、正しいヘアオイルの使い方

ヘアオイルには、「髪に潤いを与え、艶を出す」、「髪を熱からを守る」、そして、サラサラなヘアスタイルをつくるという役割があります。

ヘアオイルを正しく使うことで、これらの役割をしっかり果たすことができるのです。

それでは、詳しく見ていきましょう。

正しい使い方(1)髪に潤いを与える

「髪に潤いを与え、熱から守り艶髪にする」ために使うのが、正しい使い方の1つ目です。

ツヤツヤな髪を手に入れるために、毎日ケアしてあげたいものです。

そのためには、できるだけ効果的に使いたいですよね。

そこで、艶髪を手に入れるためのヘアオイルの正しい使い方を5ステップでご紹介します。

ステップ1:髪と頭皮の汚れを落とす

シャンプーで、しっかり髪と頭皮の汚れを落とすようにしましょう。

このステップを怠ってしまうと、髪に汚れがついたままになり、艶髪から遠のいてしまいますので、注意してください。

ステップ2:タオルドライ

シャンプーで、髪や頭皮の汚れをしっかり落としたら、タオルでしっかり髪を乾かしましょう。

その後、トリートメントをつけることがポイントです。

ステップ3:ヘアオイルを手に取る

ヘアオイルを適量手に取り、手のひらに馴染ませます。

ロングヘアの場合は、2倍の量を目安としましょう。

ステップ4:髪になじませる

ヘアオイルを髪の中間から毛先にかけて、手のひらで押さえながら、髪にしっかりなじませます。

余分なオイルはトップや顔周りに塗布するか、コームで髪に浸透させてください。

ステップ5:ドライヤーで仕上げる

最後は、ドライヤーで乾かします。この5つのステップで、理想的な艶髪を手に入れることができるようになりますよ。

ぜひ、お試しください。

正しい使い方(2)「サラサラの艶髪に」

次に、サラサラ感を出し、艶のある髪に仕上げるために使うのが、ヘアオイルを正しく使う2つ目です。

こちらの手順も正しい使い方(1)と同様になりますが、違うポイントがあります。

それは、「乾いた髪にヘアオイルをなじませる」ことです。 艶を出すために、シャンプーでしっかり汚れを落とし、タオルドライをしたうえで、ヘアオイルをなじませ、仕上げにドライヤーで乾かすのですが、サラサラ感を高めるために、乾いた髪にヘアオイルをなじませます。

乾いた髪にヘアオイルをなじませると、髪の表面にオイルの膜ができ、ツヤのある仕上がりになります。

また、ヘアオイルをなじませることで、髪がサラサラになりますよ。

使うヘアオイルの量は、スタイリングに合わせて変えていきましょう。

艶を出すヘアオイルの使い方

では、次に、効果的な使い方についてご紹介をしていきましょう。

どんなときにヘアオイルを使うと効果を発揮できるのか、髪の症状や悩み別にご紹介します。

パサつきや乾燥を防ぎたいとき

「髪のパサつきを何とかしたい」と思っている方は多いのではないでしょうか?

パサついている髪質を改善するのに大きく役に立つのが、ヘアオイルです。

適度にしっとり感があり、潤いを与え、すべりも良くするヘアオイルがおすすめです。

パサつきや乾燥髪を改善し、やわらかく潤った質感に変えてくれますよ。

指通りを良くしたいとき

ヘアオイルで、ベタついてしまうこともあります。

そんなときは、髪をサラサラにしてくれるヘアオイルを使うことで解決します。

ただし、くせ毛の方にはあまり向きません。

細毛でサラサラヘアにしたい方に、キューティクルを整えながら、さらさらとした扱いやすい髪にしてくれるヘアオイルがおすすめです。

くせ毛を落ち着かせたいとき

くせ毛で髪がはめてしまう方には、水分を均一にし、さらさらでまとまりのある髪にしてくれるヘアオイルがおすすめです。

細いくせ毛のある方や、髪の量が多い方におすすめです。

ボリュームダウンすることなく、また広がりを抑えてくれます。

硬い髪をやわらかくしたいとき

髪の量が多くはねやすく、髪質が硬い方には、適度なしっとり感のあるヘアオイルがおすすめです。

オイルのしっとり感によって、髪にやわらかさが増し、髪が落ち着き、収まりやすくなります。

細い髪にコシを持たせたいとき

髪が細く、ボリューム感が出にくい髪質の方には、髪に適度な厚みをもたせ、しなやかで柔らかな状態に整えてくれるヘアオイルがおすすめです。

髪にボリューム感を与え、コシのある髪質に改善してくれます。

傷んだダメージヘアを改善したいとき

カラーリングや白髪染めなどで髪が傷んでしまい、なんとかしたいという方も多いと思います。

そんなダメージヘアを改善したい方には、痛みを補修してくれるヘアオイルがおすすめです。

補修効果が高く、しなやかで扱いやすくしてくれるヘアオイルを選びましょう。

カラーリングを長く維持したいとき

実は、ヘアオイルには、髪のカラーリングの退色を防ぐ効果のあるタイプもあります。

せっかくのカラーリングを長く保ちたいという方には、とてもおすすめのアイテムです。

毎日使うことで、長くキレイな髪色を維持できるようになりますよ。

効果的な使い方(8)手軽にスタイリングしたいとき

簡単にツヤを出したい、髪をまとめたいという場合には、乾いた髪にツヤを与えるヘアオイルがおすすめです。

コテで巻いたあとなど、ヘアオイルを少し手に取り、髪に付けるだけで、簡単にツヤのある髪やウェットな質感になります。

このタイプのヘアオイルは、肌に優しい成分で出来ているため、髪に付けたヘアオイルを、そのまま肌の保湿剤として使うこともできるので、一石二鳥ですね。

普段あまりスタイリング剤を付けない方にも、おすすめのヘアオイルです。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしょうか?

ヘアオイルと一言でいっても、役割や用途に応じて様々なタイプがあります。

ヘアオイルの正しい使い方、効果的な使い方を参考に、ぜひあなたもツヤのある美しい髪を手に入れてみてはいかがでしょうか?

それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ALL LIST