白髪染めが落ちやすい人の特徴と対処法
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今回の記事では、白髪染めが落ちやすい人の特徴と対処法についてご紹介します。
白髪染めが色落ちする期間の目安
白髪染めが落ちやすい人とそうでない人がいます。
白髪染めが落ちる主な原因は、使っているカラーリングの種類と髪質です。
おおよその目安ですが、白髪染めの色落ちは、早い場合で1週間程度から、2か月近く維持できるものまでさまざまです。
まずは、どのカラーリングの種類が色落ちしやすいのかをお伝えしたあと、落ちやすい髪質についても詳しく解説していきましょう。
【白髪染めの色落ち:1週間程度】カラートリートメント
髪の表面を染めるカラートリートメントが、最も早く色落ちしてしまいます。
おおよそ1週間程度で色が落ちてしまうことがほとんどです。
ただし、手軽さと髪を傷めることも少ないため、色替えを楽しむことも比較的容易に出来ます。
カラートリートメントは、髪の最表面のキューティクルに吸着することで発色します。
キューティクルは髪を濡らすと膨らんで開くので、シャンプーのたびに少しずつ色が流れ出てきます。
しかし、完全に色が流れ出てしまう前に、キューティクルの上にもう一枚色を重ねることで、色を維持することができます。
また、カラーを重ねることで、より色素が髪に定着しやすくなります。
【白髪染めの色落ち:1,2か月程度】アルカリカラー
色持ちが最も良いのは、アルカリカラーです。
アルカリカラーとは、1剤と2剤を混ぜて化学反応を起こさせることで髪を染めるカラー剤です。
一般的に、サロンカラーや白髪染め、ドラッグストアで購入できるおしゃれ染めなどはこのタイプです。
ただし、毛髪内部のメラニン色素を破壊してから色素を入れるため、髪や地肌へのダメージは少なからずあります。
そのため、染める頻度には注意が必要となります。
【白髪染めの色落ち:2、3週間程度】ヘアマニキュア
カラートリートメントとアルカリカラーのちょうど中間に位置するのが、ヘアマニキュアです。
ヘアマニキュアも、カラートリートメントと同様に、シャンプーをするたびに色落ちしてしまうので、色落ちは、おおよそ2~3週間くらいが目安になります。
白髪染めが落ちやすい人の髪の特徴
カラーリングの種類に応じて、白髪染めがどのくらいで色落ちするのかについて、おおよその目安をお伝えしました。
使用しているカラーリングがどのくらい色持ちするのか、1つの判断目安になるかと思います。
ですが、長持ちするように、アルカリカラーを使用しているのに、1か月ももたないなど、目安よりも早く色落ちしてしまうという場合には、「髪質」が関係している可能性があります。
では、どのような髪質が色落ちしやすいのでしょうか?逆に、どのような髪質が色落ちしにくいのでしょうか?
色落ちしやすい髪質:細くて柔らかい髪
個人差はありますが、細くて柔らかい髪は色落ちしやすい傾向にあります。
柔らかい髪質の場合、染まりやすく、抜けやすいのが特徴です。
軟毛で色落ちが早い場合は、カラーリングをした夜のシャンプーを翌日以降まで控えることで、色持ちを良くすることができます。
色落ちしにくい髪質:太くて硬い髪
反対に、太くて硬い髪は色落ちしにくい傾向にあります。
細い柔らかい髪質と比べて、太くて硬い髪は、染まりにくく、抜けにくいのが特徴となります。
染まりにくいのですが、いったん染まると、長持ちしやすいです。
自分で染める場合は、ご自分の髪質を考えて、塗布量や放置時間を調整するようにすると、長く維持することができます。
特に、太くて硬い髪の場合は、塗布量を増やし、放置時間を少し長めにするのがポイントです。
髪以外で白髪染めが落ちやすい人の特徴
色落ちを早める原因は、髪質以外にもいくつかあります。
例えば、以下の場合など、色落ちを早めることにつながります。
- 白髪染めをした後、すぐにパーマや縮毛矯正をかける
- 刺激が強く、洗浄力の高いシャンプーを毎日使っている
- 紫外線対策を全然していない
- 髪を乾かさずに寝ている
これらはすべて、ヘアカラーの色落ちを早める原因になります。
1つ1つ見ていきましょう。
白髪染めをした後、すぐにパーマや縮毛矯正をかける
白髪染めをした後に、パーマや縮毛矯正をしたくなるかもしれませんが、そこは1~2週間我慢するようにしてください。
なぜなら、パーマや縮毛矯正に含まれるアルカリ剤によって、せっかく染めたカラーが落ちてしまうためです。
ですので、パーマや縮毛矯正をしたい場合は、白髪染めをする前に、パーマや縮毛矯正をして、その後白髪染めをするようにすれば大丈夫です。
順番を間違えず、せっかくの白髪染めを長持ちさせましょう。
刺激が強く、洗浄力の高いシャンプーを毎日使っている
白髪染め直後の数日間は、トニックシャンプーや洗浄力の強いシャンプー剤の使用は避けたほうがよいでしょう。
色落ちを早めてしまいますので、注意が必要です。
シャンプーは、白髪染めシャンプーやトリートメントがおすすめです。
白髪染めシャンプーやトリートメントを使用することで、白髪染めを長く維持することができますね。
紫外線対策を全然していない
色落ちを早める原因の1つに、紫外線が挙げられます。
ですので、紫外線対策を全然していない場合、必然的に、色落ちを早めてしまいます。
長い時間外出するようなときは、帽子や髪用のUVスプレーを使用し、白髪染めをケアしましょう。
紫外線は、色落ちを早めるだけでなく、髪を乾燥させ、パサつきやダメージヘアにつながってしまいます。
ぜひ、紫外線対策をしっかり行い、白髪染めを長く維持するようにしましょう。
髪を乾かさずに寝ている
最後に、もう1つ。
特に注意していただきたいのが、コレ!
髪を乾かさずに寝てしまうことです。
濡れた髪を長時間放置したり、そのまま寝たりすると、色落ちを早めるだけでなく、頭皮の臭いやかゆみの原因になりますので、要注意です!
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、白髪染めが落ちやすい人と髪質の関係について詳しくお伝えしました。
細く柔らかい髪質の場合、白髪染めが落ちやすく、反対に、太く硬い髪質の場合、落ちにくい傾向にあります。
また、白髪染めに使用しているカラーリングの種類によっても、色落ちする期間が異なりますので、それぞれの特徴を踏まえて、白髪染めをより長く維持するための参考にしていただければ幸いです。
白髪染めが早く色落ちてしまうのは、髪質、カラーリング以外にも原因があります。
白髪染めした直後に、パーマや縮毛をかけたり、刺激が強めのシャンプーで髪を洗ってしまうと、色素が落ちてしまいやすくなりますので、数日~1,2週間程度時間をおいてから行うようにしてくださいね。
また、髪のパサつきにもなりやすいため、紫外線の対策も忘れずに。
そして、髪が濡れたまま、長時間放置したり、そのまま寝たりすることは、絶対にしないようにしましょうね。
ぜひ、参考にしてみてください。
それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。