白髪を抜き続けるとどうなる?
白髪は抜かないほうがいいと言われていますが、抜いてしまったら、実際のところどうなってしまうのでしょうか?
気になりますよね?
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そこで今回は、白髪を抜き続けた結果どうなってしまったのか、実例をもとに解説し、白髪を抜かずにケアする方法についてもご紹介していきます。
白髪を抜き続けるとどうなるの?
白髪が生える場所の傾向として、頭全体にまんべんなく生えるのかというとそういうわけではなく、目に見える部分に集中して生えてきます。
そのため、気になるからと抜き続けることを習慣にしてしまうと、見えている部分が薄毛になってしまいます。
あるお客様のエピソード
あるお客様のこんなエピソードがあります。
白髪が生え始めた30代のころ、気になって白髪を抜いていたそうなのです。
でもせっかくなら子供に手伝ってもらえば楽だと考え、白髪を1本抜くたびに10円をお駄賃としてあげていたとのこと。
当のお子様は、一生懸命お手伝いをされたことでしょうね。
ところが、50代になった現在・・・
抜いたところからは、完全に毛が生えなくなってしまい、抜き続けた部分はというと「不自然に細く集中」してしまったそうです。
つまりは、薄毛に悩まされることになってしまったのです。
たかが白髪を抜いたくらいじゃないか、おおげさだなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは現実に起こったことなのです。
白髪を抜き続けると、その瞬間は、白髪が目立たなくなり、良かったと思うかもしれませんが、少しずつ、薄毛の道を進むことになってしまいます。
要注意ですよ!
白髪を抜いたあと髪の毛が生えなくなる
白髪を抜き続けると、どうなるのか?
ズバリ、髪の毛が生えなくなる可能性が高くなります。
髪の毛だから、また生えてくるでしょう?なんて思っている人もいるかもしれませんが、白髪に関しては、そんなことはありません。
どんどん抜いてしまったあと、髪の毛が生えてこないのであれば、その部分だけ薄くなっていくのは、想像できるかと思います。
じゃあ、どうすればいいの?ということですが、美容師がおすすめしているのが、白髪の根元からカットする方法です。
ですが、この方法も、一時的なものですので、しばらく放置してしまうと、カットした部分が伸びて、ぴょんとそこだけ跳ねてしまうこともあり、余計白髪が目立つということもあり得ます。
ですので、白髪を目立たないようにしたいのなら、しっかり白髪を染める、あるいはカラーリングすることをおすすめしますよ。
白髪を簡単手軽に染める方法
将来、薄毛になっても構わないというなら別ですが、白髪が気になりだしたタイミングで、しっかりケアすることで、薄毛を防ぐことができます。
その簡単な方法が、「白髪を染める」ことです。
でも、美容院にいくのが面倒くさそう、自分でやるのはもっと面倒くさそうという方も多いと思いますので、自宅で簡単手軽に白髪を染める方法についてご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考にしてくださいね。
自宅で簡単に白髪染めする方法
コロナの影響もあり、自宅で白髪染めをする人が増えているそうですね。
美容院でしっかり白髪染めするのが、本来はおすすめなのですが、行きづらいという方も増えているため、自宅で簡単手軽に白髪染めする方法はないかと質問をいただくことも多くなりました。
そこでおすすめしているのが、白髪染めシャンプーとトリートメントです。意外としっかり染まります。
染まっている期間は、概ね1週間くらいです。これを目安に、毎週白髪染めシャンプーを使えば、白髪が目立たなくなりますので、おすすめです。
ただ、実際にシャンプーがいいのか、トリートメントがいいのか、あるいは、シャンプーとトリートメントの両方を使ったほうがいいのか迷われる方もいらっしゃるのと思いますので、選び方についてもご紹介しますね。
白髪染めシャンプーをおすすめする場合
基本的に、最近の白髪染め用シャンプーでも、トリートメントでも、しっかり染まります。
ですので、お好みに合わせて試してみることがおすすめです。
ですが、どういう基準で使えばいいか分からないという方のために、選び方をお伝えしますね。
まずシャンプーですが、シャンプーは、髪の手触りやにおいが気になるという方におすすめします。
シャンプーをした後、髪をしっかり流してしまえば、あとはお気に入りのトリートメントを使うことで、手触りやにおいが気にならなくなります。
ただ、シャンプーといっても、髪の汚れを落とすというよりも、汚れはおとすけれど、色を付けているということになりますので、その点の違和感が最初は感じられるかもしれません。
ですので、シャンプーした後は、しっかりすすぐことが大切です。
白髪染めトリートメントをおすすめする場合
頭皮に優しいものがいい、髪の手触りもサラサラになるものがいい、という方は、トリートメントがおすすめです。
トリートメントは、シャンプーのあとに使用するものですので、使用後、髪質が変わったなど、違和感を感じるようであれば、別なトリートメントを試すなどして、自分の髪にあったトリートメントを選ぶことをおすすめします。
白髪染めのカラーは何を選ぶ?
最後にカラーについてアドバイスしておきましょう。
白髪染めの代表的にカラーは、「ブラウン」と「ダークブラウン」です。ブラウンは、自然な茶色で、ダークブラウンは、黒っぽい感じになります。
どのカラーにするかは好みにもよりますが、おおまかな考え方として、白髪の量が多い方や硬い髪の方には、「ダークブラウン」がおすすめです。
ブラウンだと、色落ちした場合に、染めたところが明るくなってしまうので、落ち着かせるためにも、ダークブラウンがおすすめです。
白髪の量が少なく、明るいイメージにしたいという場合は、ブラウンをおすすめします。
また、ブラウンとダークブラウンを混ぜて使ってもいいでしょう。
ブラウンで染めたあと、少し様子をみつつ、あとでダークブラウンと混ぜてみるのもおすすめです。
まとめ
いかがでしょうか?
白髪を抜くと、抜いたところからは髪の毛が生えてこなくなります。
それを集中的に繰り返しているうちに、抜いたところだけ、ぽっかりハゲになってしまうことになります。
また、根元からカットするのも1つの方法ですが、カットも続けないと結果的に白髪が目立ってしまうことにもなってしまいます。
ですので、白髪のケアは、白髪を染めるということがおすすめです。最近では、自宅で簡単手軽に白髪染めをする人も増えていますので、この機会に、白髪染めシャンプーまたはトリートメントで白髪染めに挑戦してみてはいかがでしょうか。
それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。