白髪が1週間で目立つのはどうすればいいの?プロの美容師が解説

銀座美容室『answer BEAUTY SALON』です!

白髪にまつわる悩みって、尽きないですよね?

見た目が老けて見えてしまって気分が落ち込んだり、白髪を目立ちにくくするためのお金や手間暇がかかったり、白髪染めによって、髪や頭皮がいたんだりすることもありますよね。

さらには、白髪染めに使用するカラー剤などの薬品で床が汚れてしまったりすることもあります。白髪の悩みって、本当に尽きないですよね。

あなたはいかがでしょうか?

何より残念なのが、せっかくきれいに染めても、1週間くらいでまた、白髪が目立ち始めてしまうというケースではないでしょうか?

がっかりしてしまいますよね。

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今回の記事では、せっかく白髪染めをしたのに、1週間程度で白髪が目立ち始めてしまうというお悩みの方に向けて、その原因と対策についてお話していこうと思います。

白髪の悩みが少しでも改善出来れば幸いです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

白髪が1週間で目立つ原因

せっかくきれいに染まったと思ったのに・・・!

1週間くらいで、またキラキラと白いものが光って見えてくる!

いやですよね。

白髪染めは、おおよそ「2カ月に1回」染めるのがおすすめの期間なのですが、人によっては、せっかく白髪を染めても、1週間もすればまた目立ってしまうという方も多くいらっしゃいます。

なぜなのでしょう?

なぜ、1週間くらいで白髪目立ってきてしまうのでしょう?

その原因は、大きく2つに分けられます。

  • 白髪染めの色落ちが早い
  • 髪の毛が伸びやすい

原因1.白髪染めの色落ちが早い

白髪染めは、使用するカラーリングの種類や髪質によって、色が落ちるスピードが変わってきます。

白髪染め用のシャンプーやトリートメントは、そもそも1週間程度が目安ですので、こまめに使い続ける必要があります。

また、細く柔らかい髪質の場合、染まりやすいのですが、色が抜けやすいという特徴もあります。

そのため、ダークブラウンのように、暗めのカラーを使用して白髪染めをすることで、色落ちしても、白髪が目立ちにくくなります。

原因2.髪の毛が伸びやすい

髪の毛は「1カ月に約1cm」伸びると言われていますので、おおよそ、1週間に2~3mm程度、白髪が伸びている計算になります。

このことから、髪の毛が伸びやすく、生え際に白髪がある人はどうしても、伸びた分の白髪が1週間もすると目立ち始めてしまうのです。

染めてから1週間で白髪が目立つようになるのは、ショックですよね。

1週間ではなく、出来れば1か月~2か月の長い期間、白髪を目立ちにくくするにはどうすればいいのでしょうか?

白髪が1週間で目立つ人の対処法

白髪染めをして、せっかく染まったと思ったら、1週間で白髪が目立ってしまうのは、とても残念で、がっかり!

そんなお悩みを抱えていらっしゃる方も多いと思います。

せめて1か月は長く保ちたいですよね?

そこで、おすすめしたいのが、「リタッチ」と「染めた色を濃くする方法」です。

1つ1つ見ていきましょう。

白髪を目立ちにくくする方法1.リタッチ

「re」「touch」が語源の「リタッチ」とは、伸びた髪を再び触る・染め直すという意味になります。

つまり、伸びた部分にだけピンポイントに染め直すことを指します。

髪の毛が伸びやすい人には、とてもおすすめの方法です。

髪の毛が伸びて、根元の白髪が目立ち始める前に、根元だけをピンポイントで染めることで、白髪を長く目立たなくすることが出来ます。

リタッチは、髪全体を染める場合と比べて、髪の根元だけを部分的に染めることになりますので、短時間で染めることができます。

さらに、料金も安くすみますし、髪全体ではないので、髪を傷めにくいという特徴もあります。

ですが、製造しているメーカーによって、色合いが異なるため、他のメーカーのリタッチを挑戦してみるということがしづらいということもあります。

ですが、簡単手軽に白髪を目立ちにくくする「リタッチ」は、おすすめしたい方法の1つです。

白髪を目立ちにくくする方法2.染めた色を濃くする

1週間程度で白髪染めが色落ちしてしまう原因は、髪の色が明るいということも挙げられます。

白髪染めの色は、明るければ明るいほど、色落ちが早まってしまうという特徴があります。

ですので、それを回避する方法として、染めた色を濃くするのもおすすめの方法なのです。

染めた色を濃くする方法には、暗い色の白髪染めを使う方法と、根元を一度明るく染めたあと、髪全体を明るい色で染めてから白髪染めを行う「ダブルカラー」という方法があります。

髪を明るくするのは気が引ける、なんとなく恥ずかしいという方には、暗い色で白髪染めをする方法がおすすめです。

また、明るく染めたいという方には、ダブルカラーがおすすめです。

明るく染めたいからといって、明るい色の白髪染めを使用してしまうと、白髪染めの色落ちが早くすすんでしまいます。

ですので、いったん明るく染めてから、白髪染めをする二段構えのダブルカラーをすることで、早く色落ちしてしまうのを防ぐことが出来ます。

明るく染めたい方は、ご注意くださいね。

白髪を目立ちにくくする方法3.白髪用トリートメント

最後にもう1つお伝えしておきます。

実は、髪が傷んでいたり、細く柔らかい髪質だと、白髪染めの色落ちが早くなる傾向があります。

その場合、しっかり染めても、太く硬い髪質に比べると、早く色落ちしてしまいます。

そこで、ダメージヘアや細く柔らかい髪質の方には、白髪用トリートメントで白髪ケアすることをおすすめします。

白髪用トリートメントは、1週間程度で色落ちしますが、継続的に使用することで、早く色落ちするのを防ぎます。

暗い色で染めたい場合は、白髪染めを暗い色にする。

明るい色で染めたい場合は、ダブルカラーで最初に明るく染めたあと、白髪染めをする。

そして、ダメージヘアや細く柔らかい髪質の場合には、白髪用トリートメントで白髪をケアすることで、白髪染めが早く色落ちしてしまうのを防ぐことができます。

ぜひ、試してみてください。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は、せっかく白髪を染めたのに、1週間で色が落ちてしまい、白髪が目立ってしまうというお悩みの方へ向けて、その原因と対策についてお伝えしました。

しっかり染まったと思っていても、根元に白髪があり、髪の伸びが早い方の場合、1週間で2~3mm程度髪が伸びてしまい、その分、根元の白髪が目立ってしまいます。

根元や、もみあげの部分は特に白髪が目立ちやすいので気を付けたいですよね。

そんなときに役に立つのが、「リタッチ」です。

根元だけをピンポイントで染めることが出来ますし、手軽で安価なため、髪全体を白髪染めするサイクルを長くすることも出来ますよ。

また、お好みや髪質に応じて、白髪染めを長く維持するための方法が変わります。

暗い色にしたい場合は、ダークブラウンなど白髪染めの色を暗くし、明るい色にしたい場合は、いったん明るめの色で染めたあと、白髪染めをする「ダブルカラー」がおすすめです。

また、ダメージヘアや細い髪質の方には、白髪用トリートメントでケアするなど、髪へのダメージを減らすことも大事です。

ぜひ、あなたのお好みや髪質に合わせて、せっかく染めた白髪染めを長く維持できるようにしてくださいね。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

それでは、今回はここまでです。

今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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